外壁塗装の際に同時に行う事の多い【シーリング防水】に関して
解説していきます。
【シーリング】や【コーキング】など人にとって呼び方が異なり
ますのが今回は【シーリング】で統一させていただきます。
雨漏りからご自宅を守ってくれる大事な部分となりますので
不具合が発生してしまう前に定期的なメンテナンスを
オススメしております。
それでは【シーリング】に関して解説していきますので
是非最後までご覧ください。
【シーリング】ってそもそも何?
【シーリング】は主に窯業系サイディングの外壁を使用しているご自宅に付随している防水材となり
【外壁同士のジョイント】【サッシ廻り】【軒天井と外壁の取り合い】などの隙間を埋めております。
窯業系サイディング以外のご自宅でも【シーリング防水】を行っているケースもございますので
一度、ご自宅の状態を確認してみて下さい。
【シーリング】を打つ隙間をあえて作りながら外壁材を貼っていきますので当然ながら【シーリング】を
打ち込まなければ隙間だらけの状態となり雨漏りに繋がってしまいます。
厳密に言いますと外壁材を張る前に【タイベック】という防水・防風シートを張りますので必ず雨漏りに
繋がる。という訳ではありませんが、雨漏りリスクは高まってしまいます。
ゴム状の材料となり、施工が完了してからすぐに硬化が始まる訳ではございません。
【1液か2液】【気温】【使用する材料】により硬化時間は変更となりますが、多めに見て施工完了後
【1週間】を目安にゆっくり乾燥していきます。
表面だけは1.2日で乾燥しますが【シーリング内部】まで乾燥させるのは時間が掛かりますので
指などで触らないようお気を付けください。
シーリングの乾燥時間は塗り替え工事の中でも重要なポイントとなります。
【シーリング】を交換する目安は?
【シーリング】を交換する目安は外壁よりも目に見えて分かりやすいかと思います。
【シーリングが切れている】【ボロボロになって奥まで見えている】【剝がれかけている】など目で見て劣化
しているようでしたら早急にメンテナンスを行いましょう。
理想としては、【シーリング】が劣化してしまう前に交換する事が雨漏りを引き起こさないポイントと
なるのですが基本的に【外壁塗装】を行うタイミングでシーリングも同時に施工するお客様が多く見受けられます。
何事もそうですが問題が起こってしまう前のメンテナンスが大切なポイントとなります。
塗装は行わず【シーリング】だけの交換をしたい。などという施工も可能となりますのでお気軽に
お問い合わせください。
ただし、足場を掛けて【シーリング】だけの交換をしてしまうのは非常に勿体ないと感じますので
お家の形状、劣化状況を確認しつつ最善策をご提案させていただきます。
【シーリング】と外壁塗装の関連:先打ち工法
【外壁塗装】を行う際にシーリングを同時施工する場合は何点か注意が必要となります。
外壁の塗装塗装を行う前に【シーリング】を先に施工する事を【先打ち工法】と言います。
メリットとして
・塗装でシーリングの表面保護が出来る
・色を同色にできるため外観が良い
・コストが抑えられる
【塗装でシーリングの表面保護が出来る】
シーリングは紫外線に弱いため、【シーリング】の上から塗装で保護をしてあげる事で紫外線から
守ることが出来ます。
【色を同色にできるため外観が良い】
塗り替えリフォーム工事の際は、塗装と【シーリング】の色を完全に同色にする事が不可能となり
塗装の艶感にもよりますが【シーリング部分】と【塗装した外壁】に違和感が生じてしまう場合が多くございます
そのため、【シーリング】も外壁塗装と同じ塗料で塗装を行う事で見た目の違和感を解消する事が出来ます。
【コストが抑えられる】
外壁塗装の前に【シーリング】を施工しますので、多少なり外壁にシーリングをはみ出させても塗装で
隠れてしまいますので職人の手間が減ります。
ずさんに汚く施工する訳では無く、【数ミリ程度】大きくシーリングを打ち込むイメージとなります。
デメリットとして
・シーリング表面の塗膜がひび割れる可能性がある
【表面がひび割れてしまう】
【シーリング】自体柔らかい素材となり、塗装は硬い素材となります。
そのため、地震などの影響により【シーリング上】の塗膜がひび割れてしまうような可能性があります。
何か月後、何年後にひび割れてしまうのかは誰にも判断できませんし、全く割れないケースもございます。
数年後にひび割れてしまった場合は、その部分のみを【タッチアップ】にて補修する事が出来ます。
当社では、外壁塗装の色に限りなく似ている色の【シーリング材】を使用し、塗装前に【割れ止め材】を塗布する
事で出来るだけ割れないよう工夫をさせていただきます。
【シーリング】と外壁塗装の関連:後打ち工法
【外壁塗装】を行う際にシーリングを同時施工する場合は何点か注意が必要となります。
外壁の塗装塗装を行う前に【シーリング】を最後に施工する事を【後打ち工法】と言います。
メリットとして
塗装が【シーリング】の上に乗らないため【ひび割れ】を起こすことがございません。
デメリットとして
シーリング材は【紫外線】に弱いため、塗装による保護が無い状態ですと劣化してしまうスピードが
早まってしまいます。
シーリング防水/まとめ
外壁塗装と同時進行で施工する事が多い【シーリング防水】ですがご自宅を雨漏りから守ってくれる
大事な役割があります。
雨漏りを起こしてしまってからでは【外壁を外して下地から交換】【室内の天井解体】など規模が大きく
なってしまう事がありますので定期的なメンテナンスを行いましょう。
お見積り・現地調査共に無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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