金属サイディングは、名前の通り【金属系】の外壁となり
昔では【トタンやアルミタイプ】の金属サイディング
現代では【ガルバリウム】の金属サイディングが主流となります。
新築以外にも【リフォーム工事】でも人気の外壁材となり
外壁の【カバー工法】でも用いられています。
では、【金属サイディング】は塗装に向いているのか
何か問題点などはあるのか…などを解説していきますので
是非最後までご覧ください!
【金属サイディング】とはどんな外壁?
【金属サイディング】とは時代の流れにより、トタン⇒アルミ⇒ガルバリウムと流行りが変わって
おりますが全て含めて【金属サイディング】とまとめられます。
現代の新築では【窯業系サイディング】【金属サイディング】この2つの外壁が人気となっており、新築以外でも
リフォーム現場で多く使用されております。
それぞれメリット・デメリットありますので窯業系サイディングの記事もご覧ください。
【金属サイディング】のメリットとデメリット
【金属サイディング】のメリット
・防水性能が高い
・耐震性への高評価
・断熱性能の高さ
・シーリング部の減少
【防水性能が高い】
【金属サイディング】の素材は金属となりますので【窯業系サイディング】や【モルタル外壁】などに比べ
基本的に防水性能は高くなります。また水分を含んでしまう可能性がほとんどございませんので【凍害】などの症状も起こりえない素材となります。
【耐震性への高評価】
【金属サイディング】は素材そのものが【軽量素材】となりますので地震に対する強度があります。
原則として、外壁や屋根は軽ければ軽いほど【耐震性】に優れます。
【窯業系サイディングの1/4】 【モルタル外壁の1/10】程の軽さとなりますので地震の際の揺れにも強く
建物の倒壊リスクを軽減する事が出来ます。
【断熱性能の高さ】
金属サイディングは表面にメッキ塗装が施された鋼板となり、厚みは【窯業系サイディング】と変わりありません。
裏に断熱材が施されている商品が大半となりますので【窯業系サイディングの約5倍】【モルタル外壁の約50倍】
といった断熱性能の高さが最大のメリットとなります。
【シーリング部の減少】
窯業系サイディングであれば【シーリング】が基本的にセットとなりますが【金属サイディング】であれば
窯業系サイディング程【シーリング】を打つ必要性が無い為
・シーリング部が切れ雨漏りする
・外壁塗装の際にシーリング代金が軽減する などのメリットがあります。
勿論ですがデザイン性に左右されますので全ての【金属サイディング】でシーリングが必要ない。
という訳ではありません。
【金属サイディング】のデメリット
・錆の発生
・傷跡が残りやすい
・デザイン性が限られる
【錆の発生】
素材が【金属】となりますのでメンテナンスを怠ってしまいますと【錆】の発生は必ず起こってしまいます。
【ガルバリウム】は錆びにくい素材となりますが、外的要因による【もらい錆】などの症状は出て
しまいますので塗装による保護を定期的に行う必要性がございます。
【傷跡が残りやすい】
【金属サイディング】のデザインに左右されますがシンプルなデザインを例に
一度傷を付けてしまいますと傷跡が残りやすくなります。【窯業系サイディング】や【モルタル外壁】であれば
塗り替え工事の際に簡単に補修する事が可能となりますが【金属サイディング】の補修は【リペア屋さん】など
の職人が行わなければ100%綺麗に補修する事が出来なくなってしまいます。
【デザイン性が限られる】
【金属サイディング】に限ったお話ではありませんが、デザイン性が限定されてきます。
縦方向に張る【縦張り】横方向に張る【横張り】 このような外壁の張り方はデザインに左右されます。
また、大まかに【モダン】【プリント調】【スパン】【木目調】の4種類からデザインを選ぶ事に
なりますので自由度は低いかと思われます。※窯業系サイディングに比べて
【金属サイディング】は塗装しても問題無いの?
【金属サイディング】を塗装する事は基本的に可能となっておりますが【ガルバリウム】の
【プリント調】【木目調】の外壁だけは少し注意が必要です。 塗装で元々のデザイン性を100%復元
出来ない可能性が高くなります。
特にカバー工法で用いられている【プリント調】のデザインは同じようなイメージで復元する事が
難しくなってしまいます。
また、デザインや立地条件にもよりますが【金属サイディング】の外壁塗装は【塗装の繋ぎ】が
非常に出やすくなってしまい、腕の悪い職人が塗ってしまいますと見た目が非常に悪くなります。
塗装する手間が掛かる場合は【費用が多少なり上がってしまう】事があります。
金属サイディング/まとめ
断熱性能の高さや耐震性を考えても人気のある【金属サイディング】ですがメリット・デメリットは勿論
ございます。
【ガルバリウム】のように高耐久な素材でも定期的に【塗装のメンテナンス】は必要となってきますので
劣化してしまうまえに行う事をオススメ致します。
外壁塗装と同時に【シーリング防水】を行うケースが少なくなりますので費用感は多少なり下がりますが
外壁のデザインにより【塗装の手間】が非常に掛かってしまうケースもございます。
お見積り・現地調査共に無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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